実家じまいの手順は?費用は?
家の処分で損をしないためにすべき事
後悔する前に。

『実家じまいはどうやってやるの?』
『費用はいくらぐらい?』
『準備は何をしたらいい?』
いざ実家じまいをする時になって困らないよう、事前に実家じまいの流れや処理方法、注意点などについて知っておくことが重要です。
この記事では、
- 実家じまいとは?
手順や費用も解説 - 実家じまいの方法
- 家の売却で損しないために
やっておくべき準備
について解説します。
実家じまいとは?
経験者のデータをもとに解説
実家じまいとは、親や祖父母が住んでいた実家を処分することを言います。

- 家族で実家じまいの方向性を話し合う
- 親が健在の場合は親の転居先を決める
- 実家の片付け・不用品を処分する
- 実家を処分する
実家じまいをするには、以下のような費用がかかります。
不用品回収に かかる費用 | 自分でする:2万円前後 業者に依頼:5万~40万円ほど |
家の解体で かかる費用 | 木造:130万円前後 鉄骨:200万円前後 鉄筋コンクリート:220万円前後 |
売却にかかる費用 | 仲介手数料:売買価格の3%~5% 印紙代:1万~3万円 抵当権抹消登記:1万~3万円 譲渡所得税:売買利益額による |
不用品の量や家の状態によって料金は変わるものの、各業者への依頼に必ずお金はかかります。
実家じまいを決断したタイミングについて、PR TIMESによると次のようなデータがあります。

家の処分については、親が健康なうちに話し合うのが最善ですが、実際には親の身に何か起きてから実家じまいについて検討する人が多い傾向です。
実家じまいの方法
家を処分すると言っても、その手段はいくつかあります。

実家に住まない場合は、売却を選ぶ人が多いことがわかります。
空き家にするケースもありますが、そのまま放置してしまうと、次のようなリスクがあります。

- 特定空き家に指定されると、
固定資産税が最大6倍 - 維持費や手間がかかる
- 不動産の価値が年々下がる
- 倒壊などの危険性
土地や家屋の所有者には固定資産税が課され、維持費も手間もかかるため、家を長く所持しているだけ損になるんです。
事前にやっておくべきことは?
アンケート結果を見ると、家の整理のほか、売却価格などお金まわりについて事前に確認しておけばよかったと後悔する人の声が上位にあがっています。

実家じまいをした人の体験談

適正価格を知らずに安く売却してしまったような気がする。
遺品の整理費用も圧縮できた気がする。
(引用:PR TIMES)



何も準備していなかったので、片付けるだけで随分時間と手間がかかった。
置いておけばおくほど、税金や電気代も管理に手間もかかった。
(引用:PR TIMES)
体験談にもあるように、家の価格を知らずに売ってしまい、数百万円単位で損をするケースがよくあります。
『もっと高く売れたかもしれないのに…』と後悔しないためには、事前に家の価格(できれば最高額)を調べておくことをおすすめします。
実家の最高額の調べ方



そうは言っても、家の価格の
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家をそのまま放置しておくのは損!
家を売却する際には、『居住用財産の3,000万円特別控除』を利用することができます。
これを利用すれば譲渡所得税の負担を減らすことができますが、控除を受けられる期間は3年以内と決まっています。



とりあえず片付けだけして、
売却については落ち着いてから考えよう…
と、放置していると、期限切れで控除を受けられなくなってしまいます。
相続した家に住む予定がないのであれば、3,000万円控除を受けて損せず売却できるよう、早めに準備を進めることが重要です。
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資材の高騰や円安の影響など、あらゆる要因により日本全国の不動産価格が上昇しています。


(引用:国土交通省「不動産価格指数(住宅) 令和6年6月」)
家の価格を調べた人の口コミ



なんとなく想像していた価格より、プラス500万円という結果。ちゃんと調べる重要性を実感。



たいして便利な場所にあるってわけでもないのに、実際に査定してみたら3,400万円でした。不動産バブルの噂は本当だったみたいです。
家が高額となれば、貰える金額が増えて、自分も家族もありがたいですよね。
しかし、その不動産価格の上昇もずっと続くわけではありません。
イエウールは使ったからと言って必ずしも売る必要はないため、家の価格が上昇している今のうちに、評価額だけでも調べておくことをおすすめします。
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