• インタビュー

    WEB業界人は1週間をどう
    過ごす?時短勤務の母マネージャ
    楽天株式会社 春山有由希

    2019.09.17

気になるあの人はどんな1週間を過ごしているの?を調査するこの企画。

今回の「気になる人」は楽天株式会社でフリマアプリ「ラクマ」のデザインチームのマネージャとして活躍している春山有由希さんの1週間に迫ります!

春山 有由希(はるやまゆうき)
2014年に株式会社Fablic入社。Android版「フリル」のUIデザインやWeb版「フリル」のグロースを担当後、PM兼デザイナーとしてKPI管理/仕様策定/進行管理/デザインなどを担う。 2018年に楽天株式会社が運営する「ラクマ」とFablic社が運営する「フリル」の統合に伴い楽天に転籍し、現在はラクマ事業部のデザインチームマネージャーとして、組織作りや育成の枠組み策定、採用活動などを担当。1児のママ。

現在、楽天が運営する「ラクマ」でデザインチームのマネージャとして活躍されている春山有由希さん。2017年に男の子を出産。

産休育休取得後お仕事に復帰され、その後もデザインチームのマネージャ業務の傍らイベントでも登壇されるなど社内外での活動をはじめ、制作活動も続けられています。

激務になりがちなWeb業界の第一線で、しかも時短で働きながらのマネージャ業務、そのうえ創作活動も…!一体どんな時間の使い方をしているの?

そんな春山有由希さんの1週間を教えてもらいました。

一週間の過ごし方の考え方

子供が生まれてからはとにかく時間が足りなくなってしまったので、時間の有効活用と、あとは効率化できるところはないかということを考えながら日々を過ごしています。

通勤時間は貴重な使える時間です。その日のスケジュールを確認して、Slackの返信をしたり、レビューをしたり。

デスクに向かわずスマホでも完結できることはできるだけ通勤時間中に対応するようにしています。

あとはできる限りですが、「作業の種類をまとめる」ようにしています。

たとえば火曜日水曜日はミーティングが多いため、そこにはまとまった時間がほしい業務は割り当てません。

ミーティングの資料準備や事務作業など、比較的時間の目処が立てやすい業務に時間を割り当てるようにして、その他の曜日でまとまった時間を作って集中して業務をこなすようにしています。

帰宅は息子のお迎えもあるので、採用面接や時間外のミーティングなどがない限り17時までにはきっちり退社できるように調整しています。(※育児短時間制度を利用中)

帰宅して子どもが寝るまではバタバタと慌ただしく過ごし、子供が寝た後がようやく自分の時間。

夫と夕食をとりながら色々話をしたり、時間にゆとりがある時はマネージャーとしての勉強や、英語の勉強をしたり。そして新しい技術を学んだり、創作活動をしたりして過ごしています。

最近はiPadを使って色々試しています。いろいろあげましたが結局創作活動が一番捗ってしまっています(笑)

実際の1日について

朝は大体6時半ごろには起きて、その後はバタバタと息子に食事をさせたり保育園に送ったりして過ごしています。

自分の時間がとれるのは子供を保育園に預けてから。通勤に1時間ほどかかるのですが、その間は貴重な仕事時間であり、インプットの時間でもあります。

インプットは、予定の確認などやるべきことを一通り終わらせたあとは後は、本を読んだり、デザインの参考になりそうなサイトやアプリを巡回したりして情報収集しています。

仕事後は、帰宅して子供を寝かしつけた後、夫と夕食をとります。

夫とは帰宅時間がずれているので自分の食事の時間をどうするか迷っていたのですが、効率を考えた結果、自分の食事と夫の食事を1度に用意できるこの(22時頃)タイミングになっています。

食事の時間に会話ができるので、結果的によい時間になっているかもしれません。

とはいえ、この時間まで待つととにかくお腹が空くので、子供が大人と同じメニューを食べるようになったら先に食べるようになると思います(笑)

その後は家事などをこなし、終わったら1時ぐらいまでが自由時間。仕事が片付いているときは読書をしたりiPadで創作活動をしたりして過ごしています。

平日の睡眠時間が短くなりがちなものの、睡眠サイクル的にこれ以上寝るなら逆にあと3時間ぐらい寝ないと逆にスッキリ起きることができないので、平日はこれぐらいの睡眠時間で落ち着いています。

とはいえ週に1、2度うっかり息子と一緒に眠ってしまうこともあって、そういう日はもうすべて諦めてぐっすり寝てしまうようにしています。

インプットの工夫

新しい技術的な情報やトレンドなどはWeb上で調べることが多いです。

それ以外の理論的ものなどは、本のほうが情報がまとまっていて理解しやすいので、本をよく読んでいます。

本は同業の方や先輩におすすめされた本を積極的に読むようにしています。空いた時間で読めるように電子書籍で買うことも多くなりました。

トレンド的なものを知るためにWebサイトやSNSからインプットすることも継続的に続けています。

awwwardsや、straight lineのようなサイトや、instagramなどのSNSで定期的にみたりして刺激を受けています。

アウトプットをするための工夫

特に工夫している点はないのですが、自分のモチベーションのあがることとセットでやることに意義を見いだせると続くのかな、と思っています。

私は自分のしたことが誰かの役に立っていることを実感できた時が一番モチベーションがあがります。

下手でも外に向けて伝え続けることで、必要としてくれる誰かの役にたつチャンスが増えたらと、不定期ですが続けています。

以前からフリー素材のサイトを作ったり、作り方の手順を公開したりするといったことをやってきたのですが、そのころから根本的なことは変わっていないのかもしれません。

どれも仲間の協力あってこそ

こうして日々働くことができるのも、会社の仲間の協力があってこそなので本当に感謝しています。

育児休暇から復帰してすぐのころは、みんなも忙しいのにこれ以上頼むのは申し訳ない、自分がなんとかしないと、と毎日仕事を持ち帰っていた時期もありました。

そんな中メンバーに「もっと頼ってください!」といわれてハッとしたといったことがありました。

この一年、仲間も増え、私自身も仕事を抱え込まずに困っていることは素直に相談できるようになり、よりチームを意識して仕事ができるようになりました。

これからも効率化はどんどん進めていきたい

この1年でデザイナーチームだけでなく組織全体も急速に大きくなっており、それぞれの役割の認識にばらつきもあります。

今はデザイナーが関わっている業務のフローの整理とガイドラインの作成など基盤を固める作業を行なっています。

企画からリリースまでの一連の流れを明確にして適切なタイミングでチェックするポイントを設けることで、すべての職種の人がプロジェクトの進捗を適切に見守ることができます。

手戻りを少なくできるようにしていくことで、より良いものをスピーディーにユーザーさんに届けられるようにしていきたいなと思っています。

【編集者にオススメの一冊】

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか? 小林 章  (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4568504287/

書体の成り立ちから紐解き、フォントがどのようなイメージを与えるのかわかりやすく書かれた一冊。フォントに今まで以上に興味が湧く一冊です。

[文・編集] コルクラボ・エディターズギルド

佐藤 牧子

1977年生まれ。外資系企業でのマネージャー業務の傍らDRESS 、マイナビウーマン他でコラムを執筆中。結婚離婚を経て妊娠出産を契機に40歳で再婚。アラフォーの性愛事情、仕事とプライベート、子育ての両立やセックスレス防止などが得意分野。

人気記事

matching

信頼できるクリエイターと働きたい!
雇用形態にとらわれず、
プロジェクトにマッチする人材を
ご紹介します。