自分の想いを伝えられる「英語力」をもっと気軽に身につけて欲しい。
フィリピンセブ島の語学学校を運営するアチーブゴールの代表取締役・渥美 修一郎氏に話しを聞いた。
株式会社アチーブゴール(http://achievegoal.jp/
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自分の想いを伝えられる「英語力」をもっと気軽に身につけて欲しい。
フィリピンセブ島の語学学校を運営するアチーブゴールの代表取締役・渥美 修一郎氏に話しを聞いた。
株式会社アチーブゴール(http://achievegoal.jp/
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フィリピン人の流暢な英語

――最初に、語学留学のビジネスで起業をされたキッカケを教えてください。

40歳の時、家族と共に世界26カ国を客船で107日間かけて、ワールドクルーズをしました。ゆったりと時間が流れとても快適な旅でしたね。そのとき、私たちお客のサポートをしていたのがフィリピン人でした。20年前に話したことがあるフィリピン人のイメージとは違って、とても綺麗な発音で英語を話し、ホスピタリティも完璧で驚きました。
帰国後も、ずっとその印象が頭に残っていたある日、知人からフィリピンで韓国向けの語学学校が凄い勢いで伸びていることを聞いたんです。

元々私は、スポーツや趣味を通して、起業家の友人や先輩が多く、自分もいつか、コレ!と思えるものと出会えたら、起業し、自分の道を進んでいきたいと思っていました。
だから、フィリピンの語学学校の話しを聞いた時、パッと未来が開けた感じがしたのです。そして起業することを決めたのです。

日本人に合ったマンツーマンレッスン

――渥美社長が運営するフィリピンセブ島のSMEAG 校の特徴を教えてください。

一番の特徴はマンツーマンレッスンがメインだというところです。
実は以前、私はアメリカで語学留学を体験したことがあるのですが、この時、散々な思いをしたんです。というのも、欧米の語学留学は、先生一人に対し、生徒が10〜15名というスタイルが一般的。日本人は、他国の生徒さんたちの勢いに飲まれてしまい、中々質問や意見を言えないのです。
私は体育会系で育ってきたから、そんな心配はないぞ!と意気込んでいたのですが、やっぱり他国の生徒さんたちに圧倒されてしまい、十分に英語を身につけられずに、語学留学を終えてしまいました。
日本人の性格なのか?間違ったことを聞いたら恥ずかしいな・・・とか、こんな質問していいのかな・・・?と、グループ授業では中々発言できない人も多いんですよね。

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――確かに日本人は、海外では消極的になりやすいですよね。

SMEAG校は、マンツーマンレッスンがメインなので、日本人の方に喜ばれています。さらに、日本人シェフが常駐し、美味しい日本食など、日本人が食べやすい料理を用意し、なるべく日本と変わりのない環境をつくっていくことで、勉強に集中してもらっています。
お陰様で、留学生の皆さんからもご好評を頂いていています。
最近では校内にカフェテリアを作ったり、カップ麺などが買える売店なども増設しています。
そして、少しずつ居心地のよい空間へと変化させていくのと比例し、留学生の皆さんの学力もどんどんアップしてきています。短期間でTOEICやTOEFLのスコアアップをされている方がどんどん増えているのも嬉しいですね。
もしかすると、今までの語学留学は、日本人にあった英語教育の環境ではなかったのかもしれません。英語を勉強するからと言って、学ぶスタイルまで欧米化する必要はないと思うし、日本人には日本人に合うスタイルで勉強する。そうすることで、自分の想いを伝えられる本当の英語力を身につけてもらいたいと思っています。

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――今後の語学留学はどのように変化していくと思われますか?

大手の企業では英語が公用語となり、大学のセンター試験でもTOEICが今後導入されてくるので、英語の必要性は益々高まると思っています。そして、今までのようテキストを開くだけの英語ではなく、自分の想いや意志を伝えられる英語力が求められてきます。
フィリピンセブ島の語学留学費用は欧米の4分の1程度。そして対日感情も良く、温暖な気候で過ごしやすく、そして時差も日本と1時間。これからは、もっと気軽に語学留学をする人が増えてくるのではないか?と思います。

今までの生温い考えを一掃した、
トライアスロン最高峰の「アイアンマン」完走!

――起業され、もうすぐ4年ですが、会社を成長させる秘訣があれば教えてください。

会社を起業したからといって、そのまま波に乗って成功をおさめることなんてできませんよね。私は、目標へ向かうために必要な準備を社員と一丸になって徹底すること。目標を決めたら、何が必要か?今何を行うべきか?日々、ゴールへ向けて必要な事を洗い出し、準備を整えて目標へ向かうようにしています。

それを教えてくれたのが、起業する前の年から始めたトライアスロンでした。日本を代表する経営者の方々が集まるトライアスロンチームからお誘いがあったのですが、あんな過酷なスポーツと仕事を両立させるなんて、自分には無理だと思い、丁重にお断りしていたのです。でもお会いする度に声をかけてもらっていて、、、少しずつ心が揺れてきました。忙しい経営者の方が、なんでそんなにトライアスロンにはまっているのだろう?あんなに過酷なスポーツの何処が魅力なのだろう?と、半分興味本位もあり、参加を決めました。

――トライアスロンは、ハードなスポーツですよね。すぐにレースに参加できるのですか?

バイクとスイムとランの3種目で行うトライアスロンは、簡単にレースに参加できるものではありませんでした。だから、事前の準備や練習が大切で、私も先輩方からアドバイスをうけて、大会の数ヶ月前から体を鍛え、ペース配分を考え、仲間たちと意見交換をしたりしながら、準備を徹底していました。
そして、レースの瞬間だけでなく、それまでに費やして来たトレーニングや仲間たちとの交流、それら全てがあって、トライアスロンというスポーツだと感じるようになってきたのです。

――今後参加されるレースはありますか?

去年、初めてトライアスロンの最高峰と言われている「アイアンマン」に出場したのですが、今年も参加する予定です。
「アイアンマン」は、3.8㎞のスイム、180㎞のバイク、最後は42.195㎞のフルマラソンの3種目で構成されています。今までのレースよりハードルは高かったのですが、事前にきちんと準備を整えていたので、初参加で完走することができました。この時は、本当に胸がいっぱいになり、トライアスロンをやっていて本当に良かったと感動しました。

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――トライアスロンによって、大きな変化はありましたか?

レースを何回か経験し、どうして先輩の経営者の方が誘ってくれたのかわかってきました。トライアスロンのように、経営者自身が高い目標へ向かって、体をはって努力していくことの大切さ。そして簡単に到達できない目標へ向かって、徹底した準備を続け、経験を積み上げていくこと。これこそが、経営者に必要な要素であり、会社を成長させる秘訣なのだと思っています。
トライアスロンを始めて、今までの生温い考えを一掃できたので、誘っていただいた先輩方に感謝しています!

夢への再挑戦を叶えてくれたマスターズ甲子園

――他のスポーツから得たものもありますか?

私は小学生からずっと野球を続けているのですが、野球からも多くのことを学びましたね。高校時代は、野球部に所属していて甲子園を目指していたのですが、私たちの年は強豪校も多く、甲子園には行けませんでした。
しかし、実は今、神奈川県高校野球日大藤沢OBチームでマスターズ甲子園に出場中です。

マスターズ甲子園とは、全国の高校野球のOBやOGが、性別や世代、甲子園出場の有無や、プロアマの壁を超えて、出身校別に同窓会チームを結成し、高校野球の甲子園と同じように戦っていくものです。
現在、私達のチームは、神奈川予選でベスト4まで進みました!あと2試合勝てば、マスターズ甲子園へ出場が決まります!高校時代は惜しくも甲子園へ行けなかったので、マスターズで出場できるよう、猛特訓しています。

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――マスターズ甲子園に出場できるといいですね!

はい、出場できれば最高に嬉しいですが、出場できなくても、もう一度あの頃の夢へ向かうことができているので、この大会に感謝しています。今は、マスターズ甲子園目指して、昔の仲間たちと仕事帰りに練習できている幸せを実感しながら、勝利へ向けて全力で頑張っています。

――野球というチームで戦うスポーツならではの魅力もありそうですね

野球というチームプレーは、ひとりの活躍や、ひとりのミスで勝敗が決まってしまうこともあるので、チーム全体で力を合わせています。
実は父が少年野球の監督をしていて、私はそのチームに所属していました。幼い頃から父は、試合で成果を出すには、毎日の努力が大切と言っており、私をはじめ、当時のチームメンバーひとりひとりの得意な点を伸ばす練習をしてくれていました。
そして中学、高校、大学、そして社会人と野球を続けて行く中、やはりいつも監督の存在は大きかったのです。チーム全体を見渡し、勝てるチームへと育てるため、選手の得意分野を上手に引き出してくれていたことを、最近よく思い返し、会社経営にも役立てています。

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自分らしさに磨きをかけられる人

――渥美社長が思うセンスがいい人とは?

自分らしさを理解している人だと思います。人には十人十色の特徴があって、長所もあれば短所もあります。自分の長所をきちんと把握して、それを武器にでき、短所があったとしても、それ以上に長所が輝いてしまう人!そんな人と出会うと、センスがいいな〜と思いますね。
例えば、会社の中で同じような考えをもつ人ばかりがいたら、新しい発想もアイデアは、色々出てこないですよね。そんな時に、自分は、他の人と意見は違うけれど、この分野は得意だから、この意見を発表してみよう!と自分らしさを出せる人は、魅力的だと思います。
自分らしい何かをきちんと理解し、それを常に磨いていけば、どんなシチュエーションでもキラリと光る人材になるのではないか?と思います。

(にしのゆか)

プロフィール
1968年2月17日生。日本大学藤沢高校出身、野球部所属。日本大学卒業後、新日本証券(現・みずほ証券)へ入社。証券会社では日本マクドナルドの元社長、藤田田氏の担当となる。その後、株式会社リビエラに入社。衰退していた逗子マリーナを買収や、再生事業を担当し、ウエディング事業や、毎年恒例のZUSHI FESを立ち上げる。株式会社リビエラを退社後、2011年8月に株式会社アチーブゴールを設立し、フィリピンセブ島に「SMEAG校」を開校。毎年多くの留学生を受け入れ、最近では、企業の英語研修先や、大学の語学留学の提携なども行っている。
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