持ち家の財産分与で大損して失敗しない為に
すべき事！後悔する前に。
「住宅ローンはどうしたらいい？」
この記事では
- 離婚時に住宅ローンがある場合、
まず確認する事 - 住宅ローンがある場合の対処法
- 離婚時に最重要な「お金」にまつわる知識と対処方法
上記3点の内容について詳しく解説します。
特に、「持ち家についてのお金」は
金額が数百万円から数千万円に及ぶため
必ず真剣に考える必要があります。
離婚時に住宅ローンがある場合
まず確認すること
離婚時の住宅ローンがどうなるかを調べる前に
まずは確認しておく事項があります。
| 名義人は 誰なのか |
住宅の売却や名義変更は 名義人のみが行えます |
|---|---|
| 保証人は 誰なのか |
●連帯債務者：2人に返済の義務 ●連帯保証人：名義人が滞納 した場合、返済の義務が発生 |
| 残債額は いくらか |
ローンの残債額によって 住宅ローンへの対応が変わる (※持ち家の売却額も超重要) |
特に、住宅ローンの残債額は非常に重要です。
借入が継続している場合は、ローン残高を確認し、家の売却額がいくらであればローンを完済できるかを確認しておく必要があります。
離婚時に住宅ローンがある場合は
どうなるのか？
前提として「ローン(負債)も財産も2人で折半」
という財産分与の性質を理解しておきましょう。
住宅ローンは持ち家の財産分与の方法によって変わります。
- 夫が家に住み続ける
- 妻が家に住み続ける
- 持ち家を売却したお金を半分に分ける
結論から述べると、
離婚する人の9割が、不動産を売っています
なぜなのかをそれぞれのケースのメリットとデメリットを紹介しながら解説します。
①夫が住み続ける場合
妻に持ち家の価格の半分を現金で支払い
持ち家のローンも払い続けます
②妻が住み続ける場合：注意
- 夫がローンの返済を滞納すると
家を退去しないといけない - 名義人不在の居住は住宅ローンの
契約違反で一括請求の可能性
①・②を踏まえて、家に住み続ける場合は金額が大きいため、色々なリスクを伴います。
③持ち家を売ったお金を半分に分ける
- 新しい生活の資金
- 子どものため
- 資金的に余裕を持たせたい という理由から
多くの夫婦は持ち家を売却します。
持ち家を売却する場合、持ち家の価値と住宅ローンの残高によって、パターンが変わります。
ここで重要なのが「持ち家の売却額」です。
持ち家の価格が高いほど損をしませんし
価格が低いと住宅ローンだけが残ります。
せっかく新しい生活が始められるのに
長い年月嫌な思い出・借金と付き合って
返済を続けていかなければなりません。
全てのケースにおいて
家の売却額は高いほど金銭面の負担が減ります。
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離婚相手より持ち家の価値を
知っておくべき理由
持ち家の価値は必ず
離婚相手より先に知っておく理由があります。
●相手より先に査定しておかないと…
- 査定額を曖昧にされてはぐらかされる
- 査定額を隠されて低い
査定額を伝えられる
→財産分与の金額を損する可能性がある
離婚の話が進むと
相手も離婚条件を良くしようとします。
そうなると、自分だけ得をするように
ウソをつかれる可能性もあります。
上記のようなことが起きれば
財産分与する時に半分の500万円を損することになり、離婚条件で自分が不利になります。
逆に言うと、先に家の価格が分かる
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【追記】2024年現在、不動産の価格が高騰中
ここ数年、東京オリンピックや日銀の金融緩和による低金利、さらにコロナによる新築の建築費の高騰によって日本全国の家、土地、マンションの不動産価格が上昇しています。
(引用：国土交通省「不動産価格指数(住宅) 令和5年10月」 )
2010年と比較すると1.8倍にまで高騰しています。実際に、イエウールを利用して家を売却した方からも想定よりも高く売れたという声が多数寄せられています。
しかし、不動産の価値はいつまでも上がり続ける訳ではありません。
だからこそ、住宅の価値が上がっている2024年の今、持ち家の価格を手っ取り早く調べて、離婚時の財産分与を有利に進めることをおすすめします。
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